和の表現(2)



6)木枠の作成

縄文の合掌土偶にふさわしい木枠を作成した。

当初、ニッチを作ってもらおうと、大工さんにお願いしたら、凄くシンプルなものが出来上がった。
これはこれで気に入っている。だが、縄文の合掌土偶を飾るために、取り外し可能な木枠を作ったのである。

合掌土偶(国宝)は八戸市の是川縄文館で合掌している。
一年前、孫の案内で対面したこの合掌土偶は、訪れる人を縄文に引きずり込んでしまう。
売店の高価なレプリカに、後ろ髪を引かれながら縄文館を後にした。
しかし、思いが募り決心をした。
煩わしい電話の注文に、縄文館の職員さんは親切に対応してくれた。「ありがとう」

合掌土偶は特徴から女性である。正中線と思われる線がお腹にある。
縄文時代の出産は生死を懸けた戦いであろう。
妊婦にしては痩せ過ぎだ。環境の厳しさが伺える。

これから生きていくために、わが子にすべてを託す。
その”祈りの土偶”を、鎮魂家の象徴とした。

昼夜を問わず祈り続ける土偶に、LED 0.5Wの 照明が昼夜を問わず照らし続ける。
でも、週休二日制ではある。


7)ランプシェードの作成

新年を迎えるために、新たなランプシェードを作成した。

構造的に自慢の一品である。

特徴は
1)四面の各面の伊勢型紙シートを外部から個別に交換できること
2)さらにその伊勢型紙シートの前にアクリル0.5ミリ板を装着できることで、伊勢型紙シートの保護の役割が実現できたこと
3)照明のLED0.5Wと、周囲が明るい時にはLED3.6Wの強い光源に容易に交換が可能になったこと
である。
これにより自分の彫った伊勢型紙を容易に交換できるようになり、かつ、作品の保護が可能となった。

8)人生初のジオラマの作成

コロナ禍のステイホーム中、コロナ退散の念を込め、ジオラマを作成した。

白馬村の彫刻家松澤登美雄氏の木彫を2体買い求めた。
そのアトリエに、青鬼集落にたたずむ彼の作品が写真として飾られていた。
その雰囲気を自宅の畳コーナーの床の間に立体的に再現したいと思ったのである。

目標は
1)棚田1→棚田2→家屋→山と森林→白馬村郊外→北アルプスの立体的遠景が実感できること
2)季節は稲穂実るにすること。
3)畳コーナーの床の間の置物として映えるものであること。


終わりがないジオラマ

菩提寺の住職に鉄道のジオラマを見せてほしいと伝えると、もう止めたという。
”終わりがないから”と笑顔での答えであった。

青鬼集落のジオラマに対してちょっと視点を変えてみる。
白馬村集落の作り込みと、北アルプスの陰影強調をする。

それでは、夫婦の上空にドローンを飛ばしてみよう。
確かに遠景感が良くなった。
やればやるほど良くなるのは確かなようだ。
同時に、”終わりがないから”という住職の言葉が頭を巡っている。

さ~て、明日から確定申告頑張ろうっと。