伝説・神話・物語はそれだけで感覚さえ変える力があるようだ
古事記の神代巻の三分の一は出雲風土記から出雲神話として引用されている。その舞台の出雲には、多くの神社があり、その祭神には、古事記記載の神々や、出雲神話のみ登場する神々もある。 浅薄な古事記・出雲風土記の理解ではあるが、小泉八雲の日本理解の一端に触れてみようと、一度は母親や叔母そして妻とで島根・鳥取を訪れた。しかしながら、より一層、小泉八雲の思いを感じ取りたいと、妻との二人旅に出かけた。全て車内泊という旅である。
そこには多くの出会いがあった。そして以下のことを思った。
Ⅰ 古事記や出雲風土記をさらに読み解きたい 。
Ⅱ 小泉八雲、チェンバレン、モース、イザベラバードなど良き日本の理解者を深く知りたい。
Ⅲ 伝説・神話・物語(八岐大蛇伝説など)に関する場に立つと、それらに感覚が覆われる。八岐大蛇公園の石の大蛇でさへ、その物語への思いが伝わる。
Ⅳ たたら製鉄の技術を様々な角度から教えてもらった。
その中で、日刀保たたら(財団法人日本美術刀剣保存協会 国選定保存技術)は、次世代を担う村下(むらげ)の養成を兼ね、日本刀の材料となる和鋼(玉鋼)の生産の復活を成し遂げた。大正時代に途絶えたたたら製鉄を現在に繋ぐ唯一の糸と言っていい。
(金屋子神話民俗館のパンフレット)
自然と人間が共生していた太古の時代、日本独特の製鉄技術「たたら製鉄」を伝え、その地には必ず祀られていたと言われる「金屋子神」。
遠く播磨の地よりこの地に赴いた金屋子神は、自ら初代の村下となり働いたと言われています。
また、金山彦(カナヤマヒコ)と、山神・海神を父母に持つ人間の娘との間に生まれた子供とも言われています。
金屋子神は、数多くの伝説とともに私たちに「自然と人間の共生・調和があって初めて栄える」と言うことを教えてくれているのではないでしょうか。
八岐大蛇伝説と同様、この金屋子神伝説も伝説としての力が宿っている。実際、たたらは現在も目の前に存在し続けている。
Ⅴ 訪れたすべての神社は、ゴミ一つなく正常に保たれていた。その神社を取り巻く人々の思いが偲ばれる。
10月09日(金)・10月10日(土)
10月09日(金)
自宅出発19:00
蒜山高原SA(23:50分着) 車内泊
10月10日(土)
蒜山高原SA 出発6:00
1 揖屋神社
2 阿太加夜神社
3 出雲国分寺跡
4 真名井神社
5 国府総社(六所神社)(2回目)
6 意宇杜(2回目)
7 劔神社
8 周藤弥兵衛と切通しと岩屋後古墳
9 富田八幡宮
10 金屋子神社
11 金屋子神話民俗館
12 砂の器記念碑
13 たたらと刀剣館
14 稲田神社
稲田神社の境内の
「姫のそば ゆかり庵」で昼食
15 鬼神神社
16 日刀保たたら
17 たたら角炉伝承館
18 可部屋集成館
19 温泉神社
道の駅おろちの里で休息
20 天が淵
21 つぼ神
玉造温泉ゆ~ゆでお風呂
宍道湖のガストで夕食
22 宍道湖の夜景
宍道湖SA 車内泊












