(更新日2023/10/09)【歳時記(5-3) 】新規頁
♬ 湧き上がるものづくりの心
ふとテレビニュースが目に入った。"" ブラックホールが自転しているという証拠が得られたと国立天文台などの国際研究グループが発表 ""ということである。
どうも、スーパーコンピューターの理論値と今回の観測データが一致したらしい。
そのテレビのニュースを見ていると突然「Anritsu」というロゴの入った装置が一瞬目に映った。(次の写真[原子時計本体]参照)私が働いていた測定機器メーカーのロゴである。
日本韓国中国などの国際研究グループは電波望遠鏡を使ってVLBI(超長基線電波干渉法)という観測方法で今回の結果を得た。
その中心となる天文台の一つが国立天文台 水沢VLBI観測所であり、そこの映像がニュースで流れたのである。
私がVLBIのバックエンド部の一部を設計・納入した頃は、第3段階(K3と呼ぶらしい)で日本(鹿島)とアメリカ(ハワイ)の距離を準星を使って測定したレベルの頃である。
それ以後も、世界規模で連携したVLBI観測に発展した結果、ブラックホールの存在を見える形にし、それから今回のブラックホール自転の実証に至った。
私も当時VLBI装置の関係で、45m電波望遠鏡がある野辺山の東京大学の天文台に納入・設置してあるVLBIを訪れたことがある。
当時はよくわからなかったが、今思えば以上のブラックホールの観測に繋がるようなVLBI観測の走りであったのかもしれない。
久々にその当時の、ものづくりの熱き心を思い出したのである。
♬ ニュース見て社名ロゴ から湧き上がるかつての職場の熱きこころよ
歳時記(5-3)
(更新日2023/10/11)【歳時記(5-3) 】に追加
♬ 新築住宅の功罪
新築住宅に何の功があるのだろう。
新築住宅に何の罪があるのだろう。
それは、我々の年代から見た功罪である。
人口減少社会でさえ、次々と新築住宅が建つ。
荒井宅の西隣に新築住宅が建ち、その隣にはもうすぐ完成の新築住宅が建つ。
散歩コースの造り酒屋跡地には、15軒ほどの新築住宅が建ち、数軒が建築中である。
これらの住宅の住人は多くが子ども連れの若い夫婦である。
散歩の途中で、母子連れの姿によく出会う。子どもに「こんにちわ(*^^*)」とか「かわいいねえ(^^♪」とか愛想すると、その若いお母さんの笑顔が見られるのである。
新築住宅が建つ前の『高齢者ばかりのご近所さん』には、ありえなかった風景だ。
新築住宅が織り成す笑顔の風景となったのである。
♬ 若い母(こ)の笑顔見たくて子どもには「かわいいねえ」と愛想するわれ
一方、新築住宅が建つ前の日本の景色は瓦屋根が連なる住宅で、何とも言えないしっとりとした日本らしい雰囲気を醸し出している。
ましてや棚田の風景にある民家は、伝統の古民家でなければならない。住宅メーカーの新築住宅では絵にならないのである。
(火野正平の旅番組「こころ旅 」が好まれる点のひとつには、田園の中に建つ古民家の風景が日本人の原風景である点にあると思う。火野正平自身も大変好きであるらしい。そういえばそのような年代か。)
しかしながら、古民家が大好きな外国人は、その独特の日本の雰囲気を残しながら、自分たちが生活しやすいように改造している。大胆にも超大きなガラスと障子を組み合わせ、日本の伝統を残しつつ洗練された居住空間に改造しているではないか。
ヤイ!🤬日本の住宅メーカーよ!、上記のような若者が住みやすい新築で伝統的風格を持つ住宅を造ってみろよ!
ヤイ!🤬太陽パネルメーカーよ!、屋根瓦の形をした太陽パネルを造ってみろよ!寺でも使えるものだ。!
ヤイ!🤬政治家よ!今まで築きあげた日本の伝統を守りながら進歩してみろよ!もっと哲学しろばかものよ!
♬ 田園と棚田に似合う古民家の無くなる景色惜しみてをりぬ
ちょっと、言ってみたかっただけ。
(更新日2023/10/19)【歳時記(5-3) 】に追加
♬ 台所の風景
炊事用手袋を再び履き炊事をしている。
ギターの復活時、爪を保護するために、炊事をするときはそれを履いていた。
しかし、自分に適した保護用のネイルペインティングを見つけてから、炊事用手袋は不要となった。・・・と思っていた。
しかし、ある時指先に縦のしわが目立ち、乾燥するとガサガサになり、いずれ縦に裂けることは容易に理解した。
なんの事はない。本来の炊事用手袋に変身したのである。
一日3回の食事を作り、最低3回の皿洗いをする。
その間、吉村妃鞠さんのバイオリンを聴いている。
彼女の演奏は聴くたびに、心の琴線に触れ、ホロリと癒されるのである。
こんなことは、学生時代に経験した、セゴビアのガット(実際の羊の腸を撚ったもの)ギター演奏によるバッハ作曲シャコンヌを聴いたとき以来だ。
♬ 知らぬ間に心の琴線射抜かれてバイオリンの弓妃鞠(ひまり)は放つ
これで毎日の炊事を凌いでいる。
しかし、献立のレパートリーが少ないので、毎日の買い出しが同じような物になり辛い。
もう少し時間があれば、短歌のM.N君のように、公民館で男の料理教室でも習うものを。
以前、短歌会が始まる少し前に料理教室の写真が送られてきた。
どうも短歌会へ遅れる言い訳らしい。
午前中に料理教室で午後から短歌会という訳である。
気が付けば、彼はいつも一歩先を歩いている。
(更新日2023/10/24)【歳時記(5-3) 】に追加
久居まつり 2023/10/22(日)
母親と一緒に、出店の道をシルバーカーで歩き、久居八幡宮にお参りをした。
さて、久居八幡宮(旧野邊野神社)から神輿が出る。
私は自治会長なので、この神社の氏子代表の一人だ。
ここの神社は 「山中フローリアン」とういう外国人の神主がいる。
オーストリア出身のウィルチコ・フローリアンは、日本で唯一の外国人神主。
これまで名古屋や東京の神社で奉職し、2016年に三重県津市にある野邊野(のべの)神社の宮司の娘で、自身も神主の里恵(りえ)さんと結婚。三重県に移住し、現在、同神社(野邊野神社から久居八幡宮と復称)の禰宜(ねぎ)を勤めている。
最初の自治会長のとき、祭祀の後の直会(なおらい)で初めて話をした。
日本人と神道の関わり合い等その知識と感性は日本人以上の日本人というのが私の感想である。
ネットで詳しく紹介されているし、動画もある。



(更新日2023/10/26)【歳時記(5-3) 】に追加
♬ おばさんは去っていった
数年前、自宅の西南隣りの平屋借家に一人のおばさんが引っ越してきた。
その借家には広い土地があり、彼女はその土地に花と野菜をぼちぼち植え始めた。
その光景を度々2階から眺めては楽しんでいた。朝早くから草取りに費やし、土やら肥料やらを数袋調達しては土地を整え植えてく。
しかし、花壇や野菜畑として整えようというふしはあったが、一方、別の処で草が成長し草取りが必要となっている。
このように草と格闘しながら数年が過ぎていった。
一生懸命に作業はしているものの、いっこうに、きれいな花壇や収穫が出来るような野菜畑は出現しないのである。
彼女はきっと理想の花壇と野菜畑を描いていたのだろう。
ある日、理由は知らなが、引っ越しのトラックが3台きて、彼女は去っていった。
門の表札を残して。
一週間前の出来ごとである。
一つ言えることは、草は侮り難く、彼女は確かに見積もりが甘かったのだ。
♬ 高遠の眺める景色は本質を捉えて止まぬあなたもここへ
(更新日2023/12/26)【歳時記(5-3) 】に追加
疲労感と不全感
何と、2か月もホームページを更新していない。
お二人にそのことを指摘された。幾度か見て頂いてありがたいことである。
そこで、この2か月に何があったかと整理した。
身心的には
・歯の神経を取ったこと。
・誕生日(11月3日文化の日)を迎えたこと。比例して身体的にこたえる。
(妻からプレゼントあり)
・隣に住む一人暮らしの叔父が突然亡くなったこと。
成年後見人として
・被後見人3人の関わる施設や病院へ、利用料や小遣いを渡しに訪問したこと5回
・会計ソフトへ入力
・家裁へ、ある利用者の1年間の定期報告書を提出したこと。
自治会長として
・防災研修会へ参加
・1年間の収支決算書と次年度の計画の作成
・役員会の開催
・月2回の広報や回覧物を組長別に分けて組長宅へ ポスター貼り
津市民ギターの練習(合奏のスキルアップ)
・週2回(土曜日14:30~16:00日曜日9:30~11:00 )
アンサンブルカローレ練習(合奏のスキルアップ)
・毎週(土曜日9:30~11:00)
自宅でのギター練習(個人技術のスキルアップ)
・これをさぼると上記所属団体での合奏練習に成りえない
短歌
・あらかじめ月半ばに2~3首を先生へFAX。
・それを基に短歌会(月1回 13:00~15:30)へ参加
伊勢型紙彫り
・一昨年は青鬼集落の棚田、昨年は福島新田の棚田、今年は新城市の四谷の棚田を彫っている
母親関連として
・年金、医療保険、介護保険等の管理
・通院の付添
・デイサービス送迎(施設で送迎できない日がある)と着替え日誌等の管理
・通所リハビリの付添
・着替えの管理と尿取りパッドとリハビリパンツの購入、頻繁に着替え補助
家事として
・朝昼夕食の三度の買物と調理
・食器洗い
・洗濯と収納
・掃除、風呂掃除
・ゴミ出し
絶えず次に何をするべきかを考えている。
かと言って、時間刻みの予定表を作っている訳でもない。
何かの疲労感がある。
妻は実家に泊まり込みながら実家の母親を看て家事をしてかつ以前からの仕事を続けている。
私は母親を看て家事をしている。
完全分業制である。
親を看ないで後悔したくない。できうる限り親を看てというのが我々夫婦の共通の想いである。
我々夫婦がそれぞれの親を看る想いは、我々夫婦の親が我々と同じように親を看ながら綴った想いと同じではないのか・・・という想いがあるからだ。
♬ お互いの親を看ながら綴るのは親の綴った言の葉綴り
疲労感は上記の家事が起因で引き起こされているのではないかと思っている。
避けられない家事の合間にそれ以外の作業をしなければならない。
しかし、懸命に作業をしているのだが十分納得できる作業ができていない。
それが疲労感として出ているのだろう。
しかし、疲労感以外に心の奥底に感じる不全感があるのだ。
不全感とは何か。何か安定しない事がらが心に生じ、いつも心に在住している感覚であると理解している。
その原因が分かった気がしたのである。
さるテレビ番組で「土」の話があった。
土壌には微生物が作り出す塊がある。
その小さな塊に約人類と同じだけの微生物がいるという。
その同じ微生物群の成長と他種の微生物群の成長が近づいて交わりそうになったら、お互いそこで成長がストップし、決して他を侵略しないそうである。
それは数え切れない微生物のほぼ共通の性質という。
全ての微生物はお互いに他のコロニーを尊重するのだ。
司会者も私たちも見習いたいですね。と締めた。
この数ヶ月東欧以外に中東にも多くの子どもたちを含む人命が失われている。
「侵略しない」はだれでも理解できる常識だろう。
ホモサピエンスはある意味微生物以下の存在だと悲しく聴こえる
テレビでは親を失った子どもたちの泣き声を幾度も幾度も放送する。その感覚は心に在住してしまうのである。
しかも、不全感は疲労感を増幅するようだ。
この意味でこの2か月間は自分と向き合う時間と力がなかったというのが正解かも知れない。
しかし、その不全感は安易に捨て去ってはいけない貴重な感覚だと想うのである。